日本人の偏った好み:ホッとビールどっとこむ

日本人の偏った好み

ビールの種類は、大きく分けて3種類です。

上面発酵ビール、下面発酵ビール、自然発酵ビール。

それぞれ発酵させるときの温度が違います。

上面発酵ビールは、20℃前後、
下面発酵ビールは、5℃前後、
自然発酵ビールは、20℃前後で発酵させます。

また、美味しく飲める温度もそれぞれ違う、
と言われています。

上面発酵ビールは、20℃前後、
下面発酵ビールは、5〜7℃、
自然発酵ビールは、10〜15℃が美味しい、
と言われています。

で、日本で一番多く飲まれているのが下面発酵ビールです。

なんと、5〜7℃で飲むのが美味しいと言われているのです。

「ホッとビールどっとこむ」のピンチです。(笑)

日本では、なぜか下面発酵のビールが一番受けがいいみたいで、
日本のビールメーカーは、ほとんど下面発酵のビールしか作りません。

ですので、日本人は、下面発酵のビールだけをビールだと思い込んでいます。

ビールの種類は、
上面発酵ビールで34種類、
下面発酵ビールで25種類
自然発酵ビールで6種類。
(もっとあるという話もありますが)

日本で最も多く飲まれているピルスナーというタイプは、
下面発酵ビールの内のひとつに過ぎません。

こんなにも多くのビールがあるのに、
日本人は、他のビールはあまり好まないようです。

ピルスナーだけをビールとして認めており、
それ以外のビールを飲んでも美味しいとは感じないようです。

まあ世界的にはちょっと浮いた民族といえるでしょう。

ただ、これには、日本のビールメーカーにも原因があり、
ピルスナーばかり作って、
「これがビールですよ」と言わんばかりのプロモーションを展開していますので、
まあしょうがないのですね。

さて、ピルスナーは下面発酵のビールですから、
確かに5〜7℃が美味しいわけです。

一方、ピルスナーの特徴は、
シャープな喉越しとホップの苦味です。

ここに矛盾があります。

5〜7℃のピルスナーと、
温かいピルスナーとでは、
どちらが、よりシャープな喉越しを楽しむことが出来、
どちらがホップの苦味を感じることが出来るでしょう?

答えは、温かいピルスナーです。

ただし、問題は別のところにあります。

簡単にいうと味です。

あるいは、コクと言ってもいいかもしれません。

日本のビールメーカーは、
ビールを冷やして飲むことを前提にビールを造っていますので、
変な味のビールも造るのです。

冷やして飲むと舌が麻痺しますので、これが変な味ではなくなり、
ある意味美味しく感じるのです。

味のマジックです。

ですので、温かくても美味しいビールというのは、
数が少なくなります。

これは日本に住んでいる限りしょうがないのかもしれません。

でも、その数少ない温めても美味しいビールを見つけたときの喜びはひとしおです。

はっきり言って病み付きになります。

もう手放すことが出来ません。

温めるとまずいビールを飲むと、
心底なんてまずいんだろうと思います。

気持ちが悪くなることもあります。

よくもこんなものを今まで飲んでいたものだと思います。

その分、温めて美味しいビールは偉大です。

少なくとも私の中では最強なんですね。


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